言葉はいらない

今年の指針のひとつに、
言葉を減らすこと。
というのがあります。

かみ砕いて言うと、わかりやすく、シンプルな言葉を使うということ。

今、英語の勉強に飽きてきまして、
SEX and the City 劇場版を何回も繰り返してみるという練習をしています。
おかげさまでちょっと下世話なボキャブラリーも増えましたが、
聞き取りという面では上達してきたかもしれません。

特に気に入っているのが、ミランダとキャシーがランチを公園で食べるシーン。
弁護士のミランダが結婚を継続するかどうかという瀬戸際の状況の中、
キャシーは
「あなたは弁護士だから、どちらの立場にも立てる。
でもこの問題は思考ではなく感覚で判断すべきよ。」
というアドバイスをします。

よくわからないものを説明しようする人は多弁になる傾向がある。
理論立てて、物事を判断したり説明するのは大切なことなのだけど、
それ以上に大切な、説明のつかない感覚は、
言葉を使わないほうがいいように思います。

沈黙の時間を作ったり、内側に意識を向けることの大切さは、
他者と感覚を共有する時にも使用する力を養う時間で、
その力は誰にでも備わっているものなんですよね。

例えば哲学・瞑想といった小難しくしようとすれば難しくできるものほど、
言葉少なく、わかりやすい形で理解したい。
久しぶりにそういう先生にお会いできたのは、ラッキーだな。と思います。

そしてそんな時間を一生のうち少しの間でも体験できたことも、
この上なく幸運なことだと思います。